シンクライアントが適する業務

シンクライアントの 仕組みと種類 や使う場所、利用するアプリケーション等によって適した業務があります。

ターミナルサービス(TS)方式

ターミナルサービス方式は以下の特徴があります
・同じサーバーのユーザーは同じアプリケーション環境です(Office、ブラウザ、メーラー等)
・1台のサーバーを同時40ユーザー程度で共有します
・ユーザーは(HDD容量の制限以下で)何名でも登録可能です
以下の業務に適します
管理職用事務端末 (社内(庁内)システム(Webベース)、Office、ブラウザ、メーラー等)
営業職用事務端末 (社内(庁内)システム(Webベース)、Office、ブラウザ、メーラー等)
一般職用事務端末 (社内(庁内)システム(Webベース)、Office、ブラウザ、メーラー等)
交代勤務者用事務端末 (社内(庁内)システム(Webベース)、Office、ブラウザ、メーラー等)
派遣労働者用事務端末 (社内(庁内)システム(Webベース)、Office、ブラウザ、メーラー等)
臨時作業者用事務端末 (社内(庁内)システム(Webベース)、Office、ブラウザ、メーラー等)

ブレードPC(クライアントブレード)方式

ブレードPC方式は以下の特徴があります
・ブレード単位で異なったアプリケーション環境を実現可能です(CAD、プログラム開発環境、統計・解析ソフト等)
・1台のブレードは同時に1名しか使えません
・1ブレードのリソースを1人で占有出来ます
・高価なアプリケーションを特定のブレードにインストールして複数ユーザーで共用(空いていれば使える)することも可能です
以下の業務に適します
プログラム開発業務用端末 (社内システム、Office、ブラウザ、メーラー、開発環境等)
クリエイティブ系業務用端末 (社内システム、Office、ブラウザ、メーラー、Photoshop等)
設計業務用端末 (社内システム、Office、ブラウザ、メーラー、CAD等)

仮想PC方式

仮想PC方式は以下の特徴があります
・仮想OS単位で異なったアプリケーション環境を実現可能です (CAD、プログラム開発環境、統計・解析ソフト等)
・1つの仮想OS環境は同時に1名しか使えません
・高価なアプリケーションを特定の仮想OSにインストールして複数ユーザーで共用(空いていれば使える)することも可能です
以下の業務に適します
プログラム開発業務用端末 (社内システム、Office、ブラウザ、メーラー、開発環境等)
クリエイティブ系業務用端末 (社内システム、Office、ブラウザ、メーラー、Photoshop等)
設計業務用端末 (社内システム、Office、ブラウザ、メーラー、CAD等)